墨州院が発行している月刊競書誌『墨州』を中心に学んでいきます。
最も基本となる半紙の規定課題です。漢詩から抜粋した漢字5文字が、楷書(課題A・B・C)、行書、行草書の5種類で書き分けられています。基本的な3つの書体を書き分ける能力が身に付きます。
楷書だけでも3種類の手本から個々のレベル、段級に応じて学んでいく事で、多様な筆遣いを習得する事が出来ます。
半切の課題です。こちらは漢詩が、楷(C)、行、行草、隷の4つの書体で書き分けられています。文字数(行数)は、5文字~7文字の何れか(1行)と、14文字(2行)の課題が毎月交互に掲載される為、半紙での学習よりも更に多様な構成力が身に付きます。
また、作品制作への応用、隷書という日常生活ではあまり触れる機会の少ない書体への挑戦が出来る…等の利点も挙げられます。
(幼少~小1)・(小2)・(小3)・(小4)・(小5)・(小6)・(中1)・(中2・3共通)の各年齢・学年に応じた8つの課題が、バランスの良い造形、基本的で正確な筆遣いを心掛けた手本で掲載されます(中1までは楷書・中2・3は行書)。
仮名、細字、ペン字・硬筆、漢字かな交じり書、古典臨書等、幅広く学ぶ事が出来ます。